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2017-08-06 の記事 - 2017-08-06
内閣改造ですが、早速おかしな者が入閣しているようですし、このままいけば死に体内閣ですから、別にどうでもよいでしょう。
ただし、別に日本国民が立憲主義や多様性の尊重に目覚めたわけではないため、野党がくだらない仲間割ればかりしていれば再び盛り返される可能性も否定はできません。
実に4年以上にもわたる異常な政権運営の末、現内閣がどれほど狂った存在かがようやく報道される状況になったのですから、ここで手を緩めるべきではありません。どんな異常行為を繰り返そうが決して支持率が下がらないという異様な状況に再び戻ってしまえば、もはや手の出しようがありません。そうなれば無賃残業の合法化はおろか、下手すると緊急事態条項まで通され、それで終わりです。
いくら追い込んではいても、安倍・自民・日本会議一派はひとたび反撃の機会があれば日本を一撃で殺せる毒を持っていることを忘れてはいけません。野党結束を進め、確実にとどめを刺しに行く必要があります。

その上で、とりあえず今後徐々に問題になりそうなのはむしろ内閣外の人間、すなわち小池氏、小泉進次郎氏あたりでしょうか。

小池氏は日本会議カルト勢で、しかも在特関連団体で講演までしたという、まさに日本の汚点をすべて集めて発酵させたキメラのような存在です。国政で大暴れされればおぞましいことになるのは見えており、したがって国政に出てくる気があるようなら国民は良識をもって進出を阻止、あるいは進出してきてもお引き取り願う必要がありますが、そんな良識などがあれば安倍政権はとっくに終わっていたでしょう。
在特会と懇ろな有力議員で、小池氏並みのキメラといえば稲田氏ですが、こちらも別に在特会と懇ろであったことが致命打になったわけではなく、単に能無しであることがタイミングよく表に出たからに過ぎません。本来であれば在特会とかかわっていた時点で失格の烙印を押されなければなりませんが、日本はレイシズムに対して恐ろしいほどに甘い、というより支持材料にすらなり、したがって小池氏はボロさえ出さなければ台風の目となることができるでしょう。まさに「台風」です。通過した地点に暴風をもたらし、多くの人々が地元で地道に育んできた多様性の芽や幹を崩壊させる台風です。
たとえ国政への進出が成功しても、おそらく維新同様にいずれ賞味期限切れとなる可能性は高いでしょうが、要はその間だけ自民党をきっちり補完する自称第三勢力として存在すれば用は足り、おまけにそこで破壊された分の爪痕はその後も残るわけですから、そういう意味でも台風そのものです。たとえそこで民進党との連携をちらつかせたとしても、それはいわば日本会議カルト勢内での主導権争いに他なりません。
これに関しては、地方政治に集中して国政に出てこないでくれ、あるいはそれまでに大きなボロを出して本質を人々に知らしめてくれと神頼みをするしかない状況です(すでにほころびは出始めていますが、メディアが積極的に報道したがるかどうかは別)。といっても、相手は神社本庁・神道政治連盟・日本会議ですから、神頼みなどすれば逆効果かもしれませんが。

小泉氏は一個の人間としては恐れる必要もありません。氏に関しては登場当初から警戒しているため、発言なども少しは追っていますが、はっきり言ってただの凡人です。飛び抜けた能力などはほぼありません。
ただし、氏は重役になることが最初から決まっているという一点において恐怖です。そこに能力など何の関係もありません。早くからポストを割り当てられるなど相当厚遇されており、すでに終点まで作られたレールの上を順調に進んでいる状況であることは一目瞭然です。メディアも氏を好意的に取り上げるばかりで、このままなら重役確実なこの人物の思想について、今のうちから徹底して問題視するようなメディアはあまり見られません。
では、氏が重役になったらどうなるか。氏には中身らしい中身がなく、おまけに「きれいな長谷川豊」とまで揶揄されるような新自由主義者です。おそらく安倍氏が日本会議の軽い神輿として使われたように、氏は財界の軽い神輿として使われる可能性が高いであろうと見ています。
さらに、氏にはただ1つだけ凡人にはない能力があります。氏は政治家の家に育ち、堂々と父親から地盤と看板を受け渡され、党からも不自然に優遇されて地位を提供され、メディアも極めて好意的で、すべてが周囲のお膳立ての上、最初から重役になることが決定している人物です。もし私がこの立場であれば、「結果の平等より機会の平等」「努力する人が報われる社会」などといった種類の主張をすることはできません。さすがに厚顔にもほどがあり、「恥」の概念があれば到底不可能な主張であるためです。ところが、小泉氏は平気でそれをすることができます
厚顔で、恥の概念を持たず、自分のことは棚に上げる能力。安倍氏を見ての通り、これは日本の政治家にとって極めて強力な能力です。
安倍氏が立憲主義や多様性を引き裂いたように、小泉氏は労働者や富のない市民を引き裂くことを平然とやってのけるでしょう。

民進・細野氏が離党の意向表明 グループから同調者なし

どうぞどうぞ。
この状況下で、しかも多様性尊重勢力が意図しないような方法で野党を割られると極めて厄介です。最も恐ろしいのは、日本会議に親和的で差別思想を持っている連中が党を真っ二つに破壊して大混乱に陥れ、既存野党への大失望を招いた上で自分たちはまとめて都民ファーストに寝返り(おまけに仮に都民ファーストが国政進出をする気があまりない、または決めかねている場合でも、その進出を喚起しかねず)、幾人ものレイシスト国会議員を確保した都民ファーストが国政でも伸長することで、そうなれば日本の立憲主義や多様性尊重の概念は地底の底のさらにどん底に叩き落されることでしょう。
しかし、今のところこの離党は大した動きには発展していないようです。結果、「ようやくマスコミのコントロールが利かなくなってきて安倍内閣を追い込む機会が訪れ、一方で自党も急いで立て直す必要がある中、いちいち問題を起こす輩」にしかなっておらず、大変な時に平然と裏切る人間が自ら去るという願ってもない状況となっています。それでも厄介と言えば厄介ですが、こんな人間は後からでも裏切りますから、ろくに同調されていないだけマシです。
ついでなので、自党の党首すらも差別するようなレイシストはまとめて表舞台から消え失せてはいかがでしょうか。人種民族的なルーツの他、障碍や性的指向などでマイノリティに属する人々が、自党の党首さえ差別するこういった議員の存在に対して否応なく感じざるを得ない恐怖を考えれば、野党が少々弱体化するとしてもいなくなってくれて構わない存在でしょう。

ただ、余計な連中がいなくなっても民進党自体が不安な存在であることは変わりません。例えば都民ファーストまたは類似の第三政党が国政に進出してきて、思想として共産とその党のどちらを選ぶか踏み絵を迫られる状況となった場合、日本会議勢力かつレイシストの勢力を蹴って共産を選ぶことでしか多様性や立憲主義の尊重は実現し得ませんが、今の民進党にそれができるでしょうか。